元々肌を焼かない主義の私ですが、登山や海釣りに行くようになり、1日中太陽の下で過ごすようになりました。
アウトドア中は、日焼け止めとサングラスや帽子はもちろんですが、フェイスカバーなど顔を覆うものがあればさらなる日焼け予防ができます!
そこでオシャレな登山用のフェイスカバーを使用したのですが、動くと顔からずり落ち、顔の日焼けはするし、意外と暑い・・・と、高かった割に使えない残念な経験をしました。
アウトドア専門の商品でも、実際自分の顔のサイズに合ってないと使えないですよね。
そんな時、100均で売っているフェイスカバーが意外と優秀で便利な上にしっかりと日焼け予防に使えることが分かりました!
この記事では、私が試した登山用のフェイスカバーや100均商品の優秀なフェイスカバーの使用感やメリット・デメリット、フェイスカバーを選ぶ際のポイントをご紹介したいと思います。
※2022年・2023年ダイソーで販売されていたフェイスカバー、2024年から愛用のヤケーヌのフェイスカバーも追記しています。
フェイスカバーは必要?顔も日焼け対策が必要な理由
まずは、なぜ日焼け予防としてフェイスカバーまで必要なのか?を簡単に解説しておきますね。
日焼けをするとどうなるか?
日常生活でも日焼け予防をされている方は多いと思いますが、なぜ日焼け予防が必要なのでしょうか?
簡単に説明すると、太陽光の中には人体に影響する光線があります。
その光線で日焼けをすることで、肌の老化の加速(深いシミやしわができる)、皮膚ガンなど様々な影響を及ぼしますよ。
その他、太陽光は、熱中症や熱射病、日光過敏症、日光アレルギーや眼の病気などのリスクもあります。
こうした問題を引き起こさないために、肌を紫外線から守ることが日頃から大切であり、特にアウトドアでの長時間の顔への日焼けも避けた方が良いとされていますよ。
基本的な顔の日焼け対策
女性の場合は、普段から化粧をされるため化粧をする前提での基本的な顔の日焼け対策についてご紹介しますね。
【顔の日焼け対策】
日焼け止めクリームを塗る ➡ 化粧下地 ➡ ファンデーション ➡(おしろいやパウダーなど)
上記の順に塗っていくのが基本です。
私は敏感肌、ニキビの出来やすい肌なので、化粧品自体はUVカット効果が低いのですが、日焼け止めクリームは自分の肌に合ったSPF50+(紫外線のブロック効果が非常に高い)ものを使用しています。
アウトドアなど屋外で活動する際には、さらにサングラスと帽子で目や髪の毛を紫外線から守ります。
ここで、布があるとさらに焼けにくいため私はフェイスカバーやマスクなどを使用していますよ。
また屋外でのアクティビティの際は汗で日焼け止めが流れやすく、何度も塗り直すのも手間がかかりますよね。
そのため、フェイスカバーがあれば男女とも手軽に日焼け予防ができます!
【サングラス焼けに注意!】
男性は普段から化粧品や日焼け止めクリームを使用しない方が多いです。
しかし、長時間の日焼けでサングラス以外の顔が焼けてしまう逆パンダの恥ずかしい状態になるので注意が必要ですよね。
逆パンダ状態にならないためにも男性もフェイスカバーはおすすめですよ。
「フェイスカバーによる顔の日焼け対策も必要だ」と分かったところで、次は、実際に私がアウトドア専門店のフェイスカバーやヤケーヌのフェイスカバー、100均のフェイスカバーを使用して感じたメリットやデメリットをご紹介していきますね。
フェイスカバーの紹介(専門店の商品から100均商品)
登山や釣で実際に使ってみたザ・ノース・フェイスのフェイスカバーから、100均商品のダイソーとセリアのフェイスカバーについて、メリット・デメリットをご紹介しますね。
2024年からはヤケーヌのフェイスカバーも使用しているので、感想を追記しています。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のDIPSEA COVER-IT
ザ・ノース・フェイスはアウトドアが好き!という方以外にも知られている人気のアウトドアブランドですよね。
オシャレなデザインで機能性も兼ね備えたカッコイイ商品が多いのですが、値段がそれなりに高いのが難点です。
ザ・ノース・フェイスのフェイスカバーは顔だけでなく、頭に巻いたり、帽子にしたり腕に巻いたりできる、いわゆる筒状タイプです。
この筒状タイプが曲者で、私のようにメガネがすぐにずり落ちるような鼻が高くないタイプでは引っかかる所がなく、動いているとずり落ちてきてしまいます。
また鼻の高さだけでなく、フリーサイズのため、顔の小さい女性には、やはり「ずり落ちやすいのでは?」と感じますね。
装着時や静止時はぴったりとしていますが、首を動かしているとすぐにずり落ちてきますので手が離せない時などは顔は日光にさらされています。
そして、真夏に使用すると、風の逃げ場がなく、二重になるため首回りは意外と暑いんですよね。
筒状なので女性は髪型にもよって装着のしづらさがあると思いますよ。
- 【THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のDIPSEA COVER-IT 】
- メリット
- ・フェイスカバー以外の用途がある
・オシャレな見た目 - 向いている人
- ・鼻の高い方や男性は意外とフィットしたまま使えるかもしれません
・オシャレでもあるので日焼けしたくない男性に向いている印象 - デメリット
- ・筒状なので鼻に引っかからない場合や小顔の方には動くとすぐにずり落ちてしまう
・他のフェイスカバーに比べて露出部分が多い
・風の通り道がないため暑い日に使うと暑い
セリア(100均) 日よけマスク
セリアのフェイスカバーは耳にかけるマスクタイプなのでずり落ちる心配がありません!
デメリットとしては、100均商品なので色のバリエーションが少ないのと、主観的ですがややオシャレ感に欠けるかと感じますね。
ただ通販サイトでは同じような形状も、色や柄にバリエーションもありオシャレな物も売っています。
メリットとしてセリアのフェイスカバータイプはずり落ちの心配はなく、サングラスと合わせると露出も限りなく少なく日焼け対策には最適です!
さらに口元が開くので涼しさと水分補給や軽い食事もマスクをつけたままできる、というアウトドアの際はとても便利な形状になっていますよ!
メガネをかけていても曇らず快適です!
ただ気になる点としては、100均の商品のため布は薄く、UVカット率などは明記されていません。
日焼け予防として使用するには、上述した基本的な日焼け対策を取った上でのご使用をおすすめしますよ。
私はこのタイプが使いやすく、「ヤケーヌ」のフェイスカバーを購入して使っています!
ヤケーヌのフェイスカバーはしっかりとした生地で長時間の釣りにも安心して使え、接触冷感で暑さも軽減できます。
また耳も調節可能で痛くありませんよ!
- 【セリア(100均) 日よけマスク 】
- メリット
- ・使用中、ずり落ちる心配がない
・風の通りがあり、そこまで暑くない
・飲み物などがフェイスカバーをしたまま飲める
・帽子を取らずにつけ外しが可能で楽 - 向いている人
- ・マスクをしたまま飲めるので食事中も顔を絶対焼きたくない方向け
・簡単にフェイスカバーをつけ外ししたい方向け - デメリット
- ・100均の商品だと、見た目がややオシャレではない
・口元が開けられるが、顎の部分のゴムが気になる
・耳にかけるのが嫌な人には向いていない
・後ろは布がないので、首の後ろの日焼けに注意が必要
・UVカット率は明記されていないため、マスクだけではUVカット効果としては不安な点が残る
ダイソー(100均) スポーツフェイスネックカバー
ダイソーのフェイスカバーは、耳にかける穴がついている筒状の物で、こちらもずり落ちることなく使用できますよ!
ずり落ちにくく、首の後ろもカバーした状態ですが、布も薄いためそこまで暑くもありません。
ダイソーのフェイスカバーもサングラスと合わせると顔の露出部分は限りなく少ないですね。
デメリットとしては、100均商品なのでメッシュ生地で薄く、UVカットとは明記されていません。
しかし、黒い色を選ぶことで紫外線を防ぎやすくなりますよ。
- 【ダイソー(100均) スポーツフェイスネックカバー 】
- メリット
- ・耳にかけられるためずり落ちにくく、誰でも装着しやすい
・メッシュ生地でそこまで暑くない
・100均の商品の割にオシャレと実用性を兼ね備えている - 向いている人
- ・安くてオシャレな日焼け予防がしたい方向け
- デメリット
- ・耳にかけるのが嫌な人には向いていない。
・食事の際はフェイスカバーを下へずらすため食事中は日光が顔に当たる
・ UVカットとは明記されていないため、マスクだけではUVカット効果としては不安な点が残る
2022.4.11追記 ダイソーの日よけマスク
2022年の4月、ダイソーにて購入したフェイスカバーがこちらです。
昨年購入したセリアの日よけマスクの、口元が開かないバージョンになっていました。
ダイソーの日よけマスクのカラーは黒とピンクで、私は黒を購入しましたが、さっそく使い勝手良いですよ。
セリアの口元が開くタイプよりも見た目はシュっとして良いかなと思います。
また、筒状ではないので付け外しが楽ですし、マスクの下からペットボトルを飲んだり、簡単なものを食べたりできますよ。
ただやはり100均なので、生地は薄く、UVカットとは明記されていません。
ダイソーやセリアのフェイスカバーは過信は禁物ですね。
※ちなみに、同じ日よけマスクがセリアでも売っていましたよ!
(ダイソーの名前はなく、日よけマスクとして並んでいました)
ここではアウトドア専門店のフェイスカバーや100均商品のフェイスカバーについてまとめてみました。
次は、それぞれのフェイスカバーの形状をどういう基準で選ぶのかポイントをご紹介しますね。
日焼けしないためのフェイスカバーを選ぶ時のポイント
このようにフェイスカバーにも様々なタイプがあるので、一度100均の商品で同じようなタイプを試してから、自分に合った形状のフェイスカバーを購入すると失敗がしづらいかと思います。
100均の商品は普段使いには優秀ですが『○%UVカット』などの明記がされていないので「長時間のアウトドアにはちょっと心配」という方はUVカット効果が保証されている商品の方が良いかと思いますよ。
その場合は、自分でしっかりと基本的な日焼け予防をすることや、自分に合った形状の安心素材(UVカット率などが明記されている)のフェイスカバーを購入すると良いと思います。
それぞれのフェイスカバーの形状で使い勝手を比べてみました。
形状 | ①筒状 | ②耳にかけるマスク | ③耳穴がある筒状 |
フィット感 | ひっかける部分が鼻のみなので ずれ落ちやすい | ずれ落ちにくい | ずれ落ちにくい |
暑さ対策 | やや暑い | 風通り良い | そこまで暑くない |
便利性 | フェイスカバー以外の用途あり | 外しやすい 飲み物飲める | 脱ぎ着が手間 |
オシャレ感 | スポーティでオシャレ | ややオシャレに欠ける | 少しオシャレ |
日焼け効果 | やや露出あり | 露出は少ない | 露出は少ない |
各形状のフェイスカバーを主観的に判定していますので目安として参考にして下さいね。
①筒状のフェイスカバーの参考商品
フェイスカバー以外の用途もあるので、少し肌寒い時のネックウォーマー代わりなど別の機会に使いたいと思います。
②耳にかけるタイプのフェイスカバーの参考商品
このタイプのフェイスカバーはオシャレよりも機能性が高いです。
水分補給が簡単にできるので、マラソンなどにも向いてますよ。
このヤケーヌのシリーズでは爽クールやひんやりタッチといった接触冷感のマスクなので夏の暑い時に重宝します!
生地もしっかりとして100均のフェイスカバーよりも信頼性があるので、今はヤケーヌを愛用しています。
③耳穴がある筒状の参考商品
ネットで検索するとオシャレな商品も多々ありますが、その中でもこちらは釣り具メーカーが作っているので釣り師の方にはピッタリのフェイスカバーですね。
フェイスカバーで日焼けを予防!100均の優秀な商品ご紹介!のまとめ
日焼け予防したい時、オシャレだからと安易に高いものをいきなり購入すると失敗することがあるかもしれません・・・
特にフェイスカバーは試着できず、人それぞれ顔の形も違うので見本を見ても自分に合うとは限りません。
そんな時、最近は100均で同じようなフェイスカバーが売っているので一度試してから、気に入った形状のフェイスカバーを購入するという形をとってもいいかと思います。
私の場合は100均のフェイスカバーでいろいろ試して、自分の趣味と使い勝手の良さがマッチしたヤケーヌのマスクを愛用しています!
オシャレにアウトドアを楽しみたい時や日焼け止めやお化粧をあまりしたくない方は、同じようなタイプのUVカット生地の商品を購入すると良いと思いますよ。
これからも顔の日焼けに気をつけてアウトドアを楽しんで下さいね。