北海道層雲峡温泉で真冬に開催される『氷瀑まつり』は何度くらいの気温でどんな服装で行けばいいのでしょうか?
また、極寒の氷点下の中の氷瀑まつりを楽しむためにどんなものを用意していけばいいのでしょうか?
この記事では、氷瀑まつりの時期の気温や大人や子どもの服装について、必要な持ち物や氷瀑まつりの情報をご紹介しています。
本州から北海道へ移住し、寒がりでも真冬を満喫している私が服装や持ち物などご紹介していますので参考にしてみてくださいね!
北海道層雲峡の氷瀑まつり期間の気温は?
北海道上川郡にある層雲峡温泉では毎年真冬に氷瀑(ひょうばく)まつりという氷点下の中すべて氷で覆いつくされたお祭りが開催されています!
通常期間は1月末~3月中旬で、北海道では真冬なので、本州では見られない氷瀑(氷の滝)が見られるんですよ!
2024年は1月27日(土)~3月17日(日)の開催予定です
ただ、めちゃめちゃ寒いので、道外からくる場合はしっかりと防寒対策が必要です!
まず、1月末~3月中旬の北海道の層雲峡ではどのくらいの気温なのかご紹介しますね。
北海道といっても広いので、本州では“札幌”などの天気を見て北海道の気温と考えているかもしれませんが、まったく気温が違いますよ!
氷瀑まつりが開催される北海道の層雲峡の1月の気温は平均最高気温でも-4度、平均最低気温が-14度となっています。
2月の気温では、平均最高気温-3度、平均最低気温-14度
3月の気温では、平均最高気温で+1度、平均最低気温-9度
このように、氷瀑まつりの期間中は氷点下が続いています。
そして、2月中旬ごろの最も寒い時期では-25度近くにも下がります!
さらに周りは氷だらけなので、天候が悪く吹雪こうものならどれだけ寒いか想像できるでしょうか!?
しかも氷瀑まつりの開始は午後17時~大体21時までなので、寒い夜に開催していますよ!
北海道の冬は寒いですが、層雲峡の氷瀑まつりでは-25度の世界が味わえるかもしれませんよ!
では、これだけ寒い氷瀑まつりをしっかりと快適に楽しむために、次は服装についてご紹介しますね!
北海道層雲峡の氷瀑まつりでの服装は?
北海道層雲峡での氷瀑まつりの期間中の気温は氷が溶けることがない氷点下の日が続きます。
最も寒い時期では-25度という気温を体感できるかもしれません。
では、ここまで寒い中でどのような服装で臨むとしっかりと氷瀑まつりが楽しめるのでしょうか?まずは大人の方の服装についてご紹介しますね。
氷瀑まつりでの服装:大人は?
私が北海道に着て真冬のイベントで感じるのはスキーウェア(スノボウェア)が防寒対策として最強だということです。
やはり防寒と機能性を兼ね備えているので、スキーなどのウィンタースポーツだけでなく、北海道でのあらゆるイベントで活躍する服装です。
\おしゃれなスキーウェアを見る/
ただ道外から来る場合は荷物になりますし、スキーウェアではおしゃれに欠ける…という場合もありますよね?
実際、氷瀑まつりに観光で来ている大人の人でスキーウェアを着ている人は少ないです。
そこで、ここでは私服の範囲で防寒できる服装をご紹介しますね。
氷瀑まつりでも時間帯や天気などで気温が変わってくるので、臨機応変に対応できる服装がおすすめです。
まず、ベースとなるおすすめの服装をご紹介しますね。
ニット帽(耳まで覆えるものor耳当て)/マフラーorネックウォーマー/上着(ダウンジャケットなど)/手袋(防水だとさらに◎)/リストバンド(手首からの風の吹きこみを防ぐ)
ヒートテック(上下)/裏起毛のトップス/裏起毛のズボン/厚手orヒートテックの靴下/スノーブーツ
※ズボンの上から防寒ズボンを履くのも◎(風を通さないと大分違います!)
中にしっかりと着込むことが大切ですが、北海道はホテルや旅館など室内が大変暖かいです!
(暑すぎる場合もあります)
上着やオーバーズボンなど環境に合わせて脱ぎ着して、汗をかかないように気をつけてくださいね!
また、大人の場合は、カイロを貼ってさらに暖かくするのもありですよ。
服に貼るタイプのものや、靴の中や靴下に貼るタイプのカイロを持って行くといざという時に重宝しますよ!
\足元が冷える人にはおすすめの靴下用カイロ/
Q:大人のスキーウェアってどう?
スキーウェアを着ていくなんてちょっとオーバー…と思うかもしれませんが、2023年第48回の氷瀑まつりに今回スキーウェア(ズボン)を着て行ってきましたが、めっちゃ楽しめました!
夜なのであまり目立ちませんし、何より氷でできた”王様の椅子”やお”姫様抱っこ”してくれるタイプの氷像もありました!
普通のズボンだと濡れるのが心配…となりますが、スキーウェアやオーバーズボンを履いていれば子どもと同じように楽しめます♪
またチューブスライダーをする場合も思いっきり楽しめると思います!
では、次に子どもの服装についてご紹介しますね。
氷瀑まつりでの服装:子どもは?
では次に氷瀑まつりでのお子さんの服装はどうすればいいのでしょうか?
子どもの場合、大人とは違って体が小さいので冷えてしまうと一気に体温が下がってしまいます。
また、小さい子どもの場合は自分で暑い・寒いと服装を調節することができないので、大人が気をつけて服装を準備してあげる必要がありますよね。
そこで、やはり子どもの服装ではスキーウェア(スノボウェア)が防寒対策として一番おすすめの服装になりますよ。
氷瀑まつりでは地面も氷でツルツルで、とってもこけやすい環境です。
転んでズボンが濡れてしまうと体温が下がってしまいますので、防水加工も施してあるスキーウェアというのが機能性から考えてもお子さんには最適ではないでしょうか?
またお子さんのスキーウェアを用意する場合、おむつが取れていないようなトイレを使用しない時はつなぎタイプのスキーウェアがおすすめになりますよ。
そして、トイレを利用するお子さんでは脱ぎ着がしやすいセパレートタイプのスキーウェアがおすすめです。
インナーは通常の防寒として着ているようなシャツやスパッツ・タイツなどの服装で良いと思いますよ。
またお子さんの場合も、しっかりと帽子やマフラー、手袋(防水)を用意してあげてくださいね!
ちなみに、子どもの場合は体が小さいのですぐに温まるという面もあり、カイロはあまり必要とならないと思います。
カイロを貼った状態で遊んだりして体温が上昇しすぎると、かえって汗をかいて体を冷やしてしまうので注意してくださいね。
お子さんの服装としては、基本的にスキーウェアを着ていることが多いと思います。
古着屋やフリマなどを利用するとお手頃価格で手に入りやすいですよね。
では、このように氷瀑まつりでの服装についてご紹介しましたが、その他にどんな持ち物が必要なでしょうか?
氷瀑まつりを快適に楽しむための持ち物は?
北海道層雲峡での氷瀑まつりを楽しむために服装では防寒対策が必要でした。
服装以外に持って行くといいものなどは何があるのでしょうか?
氷瀑まつりではすべてが氷で覆われており、地面がツルツルであること、会場までの道中も圧雪路面であるので足元が滑りやすく注意が必要です!
服装でも触れていますが、防寒対策でもあり『スノーブーツ』が必須になってきますよ。
しかし、本州で売っている防寒用のブーツには滑り止めが甘いものが多いので、北海道の凍っている地面ではよく滑ります!!
北海道で売っているスノーブーツには基本滑り止めがほどこされています(札幌などでも道路は圧雪路面や凍ってツルツルなので)。
しかし、本州から履いてくるブーツではただ溝があるだけで、靴裏にピンスパイクなどの滑り止め機能がついた本格的なスノーブーツとは違いを感じます…。
なので、特に高齢者の方などはしっかりと滑り止めの効いたブーツを選ぶようにしてください!
もしくは、靴に装着できる滑り止めを使用してくださいね!⇩
氷瀑まつりの会場で若い人ほどよく転んでいる様子を見ますが、お年を召した方なら大変です!
せっかくの楽しい旅行で転んで怪我などしないように十分気をつけてくださいね!!
また、帽子・耳当て・マスクなどのアイテムも必需品です!
氷点下で雪が降っていなくても風が強い時は、耳や顔が出ている範囲が広いと寒くて千切れそうになりますよ。
耳までしっかりと覆える帽子や、最悪上着についているフードは必須です!
最近はコロナの影響でマスクをすることが多いと思うので、マスクも予備持って行くと良いと思います。
(自分の息でマスク内が蒸気でぐしょぐしょになります…)
雪が珍しい所から来ると、雪を触ったり、氷を触ったりとする場合も多いと思うので防水手袋をお勧めします!
しかし、スマホで写真を撮りたいという場合はスマホ対応が良いですよ。
寒くて毎回手袋を外すことができなくなり、最悪写真を撮りたくなくなってしまいます…。
スマホカメラでなく、手袋のまま使用できる普通のデジカメの方が良いかもしれませんね。
せっかくの思い出を残すためにも、手袋も工夫してみてくださいね!
では次に、北海道層雲峡の氷瀑まつりの情報についてご紹介していますね。
北海道層雲峡の氷瀑まつりの詳細情報を紹介!
このように服装や持ち物を準備したら、後は氷瀑まつりを楽しむだけですね!
今年の氷瀑まつりの情報についてご紹介しておきますね。
2024年の層雲峡温泉氷瀑まつりは1月27日から3月17日の間開催される予定となっています。
時間帯は毎日17時から21時半までで、その間の大体20時半頃に打ち上げ花火が上がります。
真冬の氷瀑の世界の中の花火は、本州ではなかなか体験できず圧巻ですよ。
<氷瀑まつりの花火が見られるポイント>
大体花火は会場に入って一番右奥にある氷像よりも奥の場所から花火が上がります。
通常は花火前に放送があり、どの辺から上がりますと言われると思いますが、ステージの見える位置や、左側の氷棟の上などからも花火は見えますよ。
また、ホテル大雪などはホテル7階の温泉からも見られます♪
ホテル大雪 ONSEN&CANYON RESORT氷瀑まつりの会場は基本的に層雲峡の各ホテルや旅館からシャトルバスが出ていたり、宿泊場所から歩いて会場まで行けるところが多いです。
(もちろん道内の在住の場合は車でも行きますよ)
なのでご飯前に軽く氷瀑まつりを見て、ホテルで食事、夜に再び氷瀑まつり、ホテルに戻り冷えた身体を温泉で温める…なんて贅沢なこともできます♪
氷瀑まつりの会場内では、無料で記念写真を撮ってもらえるサービスがあり、(有料で記念写真を買うこともできます)そこには「極寒証明書」とその日の気温が書いてある写真がもらえますよ。
ぜひ、極寒を体験した記念に1枚撮ることをおすすめします!
氷瀑まつりでは、様々な氷像があり、大きな氷の建物の中を歩いたり、上から氷の世界を見渡したりとできるんですよ。
その中に『氷瀑神社』もあり、賽銭箱だけでなく、周りの氷の柱にお金が張り付けてありました。
また氷でできた滑り台もあり、有料になりますがお子さんにはとっても人気アトラクションになっています!
北の氷酒場ではお酒の飲めるブースもありますし、もちろん暖かい休憩所とホットドリンクなどもあるので寒すぎても安心して休めますよ!
さらに氷瀑まつりの会場ではステージがあり、コロナ前では餅巻きをしていた時、餅をもらって帰った記憶があります。
2023年第48回氷瀑まつりで”餅巻き”が復活しており、私もお餅拾いました!
わりと後ろにいてもこぼれ餅を獲得する時がありますよ♪
氷瀑まつりの会場内ではいろいろと楽しめるので、しっかりと遊べるように防寒対策をしていってくださいね!
第49回 層雲峡温泉氷瀑まつり
開催期間:2024年1月27日(土)~3月17日(日)
開催時間:17:00~21:30(最終入場21:15)
料金:500円(協力金として必要です)
開催場所:北海道上川郡上川町層雲峡
☆公式ホームページはこちらから
☆層雲峡のおすすめホテルはこちら☆
層雲峡温泉 朝陽リゾートホテル 層雲峡 朝陽亭氷瀑まつりの気温や服装は?快適に楽しむための持ち物を紹介!のまとめ
この記事では、氷瀑まつりの時期の気温や大人や子どもの服装について、必要な持ち物や氷瀑まつりの情報をご紹介しました。
北海道層雲峡温泉で開催される『氷瀑まつり』は1月下旬~3月上旬で、基本的には毎日氷点下というかなり低い気温になっています。
氷瀑まつりでは、最も低い気温では-25度にもなる日もあるので、しっかりと気温を確認し防寒対策をしていく必要がありましたね。
大人も子どもも最強の防寒服はスキーウェア(スノボウェア)が機能性も兼ね備えてて便利かと思います。
しかし、大人の場合、荷物になったり持っていない人もいるので、普段の真冬の服装にさらにカイロや帽子・手袋などのアイテムを増やしてしっかりと暖かい服装で臨んでくださいね。
北海道の真冬でしか体験できない極寒の体感をぜひ楽しんでくださいね♪
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