百貨店や家電量販店などで販売されている高額商品には万引き防止のために“防犯タグ”が取り付けられている光景をよく見ますよね。
この防犯タグは万引き防止のために設置してあるのですが、万引きではないのに誤作動で防犯ブザーや防犯ゲートが鳴って恥ずかしい思いをすることもあります…。
ではこの防犯タグや防犯ゲートが鳴らない方法はあるのでしょうか?
そもそも防犯タグはどんな仕組みで鳴っているのか?外し方についても調査してみました。
この記事では、万引き防止用防犯タグの鳴らない方法や防犯タグの仕組みと外し方についてご紹介していきますね。
防犯タグが鳴らない方法はあるの?防犯タグの仕組みを解説!
百貨店や家電量販店などで販売されている高額商品には万引き防止のために“防犯タグ”が取り付けられていますよね。
店内で防犯タグのブザーが誤作動したり、間違って商品を持ったままゲートを通ってしまった時に防犯タグのブザーが大音量で鳴ってしまったのを耳にしたことがある人も多いと思います。
まずは、防犯タグの仕組みと防犯タグの種類について簡単にご説明しますよ。
防犯タグの外観は黒や白の角型のものが多く、家電、時計、服、アクセサリーなど比較的高価な商品に取り付けられていることが多いです。
この防犯タグには色々な種類がありますが、多くは入り口に設置してあるゲートと連動して作動するものが一般的です。
この防犯タグはレジで正規の方法で取り外してもらう必要がありますが、故意に外そうとしたり、防犯タグをつけたまま店外に出ると防犯ブザーが鳴る仕組みになっていますよ。
そして、この防犯タグのブザーが鳴ることで万引きを検知する仕組みになっています。
また、この防犯ブザーにもいくつか種類があるのでご紹介しますね。
防犯タグの種類と仕組み
①ハードタグ
防犯タグの1種類目は“ハードタグ”と呼ばれるもので、一般的に店でよく見かけるタイプの防犯タグです。
買ったまま着てなかった服出したら防犯タグついてたオゥ
— トントントメ子 (ex.人生ダメ子/Dame.co.jp) (@bokuiru_dameko) November 16, 2021
前すぎてどこで買ったかも忘れたのでどうするか今から考える pic.twitter.com/hRhCozvJ47
ワイヤーなどが付いていないので、ハサミなどで不正に取り外すのが難しく、取り外さずに防犯ゲートを通過しようとすると防犯ゲートからブザーが鳴る仕組みです。
このハードタグの欠点としては、仮に不正に取り外されてしまった場合、防犯タグ自体からはブザーが鳴らないので、万引きされてしまう可能性がありますよ。
②自鳴式防犯タグ
防犯タグの2種類目は“自鳴式防犯タグ”と呼ばれるもので、不正に取り外すと防犯タグ自体からブザーが鳴る仕組みです。
ホムセンでジャージ買ったんですけど、いま広げたら普通に防犯タグ(電池駆動型)が外されずに残ってて、仕掛け爆弾を発見したEOD隊員みたいになってる。
— 副赤@次は未定 (@ATOR86) January 18, 2021
これ、ループになってる線は断線スイッチなのかな…?切ったら動作する? pic.twitter.com/NFBv20QH0S
自鳴式防犯タグはワイヤーで商品に固定されている場合が多いですが、ワイヤーを切ったり、引き抜いたりした場合にも防犯タグからブザーが鳴りますよ。
また、自鳴式防犯タグを取り外さずに防犯ゲートを通過しようとすると防犯ゲートと防犯タグの両方からブザーが鳴る仕組みなので、逃走しても商品を持っている限り防犯タグからブザーが鳴り続けます。
一方、自鳴式防犯タグの欠点としては、電池内臓式なので電池が切れていると作動しません。
③インク式防犯タグ
防犯タグの3種類目は“インク式防犯タグ”と呼ばれるもので、衣料品に装着されていることが多く、不正に取り外すと防犯タグに含まれているインクが流出し商品に付着する仕組みになっています。
( ‘ω’o[猫手さん終了のお知らせ ]o
— ????猫手たん???? (@nekotetan) January 12, 2019
コスプレに防犯タグつきっぱで
めっちゃ困っております(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
インク飛び出ないように外せる方法わかる方いらっしゃいますか????(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) pic.twitter.com/Uo5pNwKRHK
インク式防犯タグのメリットとしては、入り口の防犯ゲートが無くても防犯対策になる為、店側のコストを安価に抑えることが出来ます。
インク式防犯タグのデメリットとしては、防犯タグとしてのブザーのように鳴らないので、万引きされたことに気づかない点が挙げられますよ。
ラベル式防犯タグ
防犯タグの4種類目は“ラベル式防犯タグ”と呼ばれるシールタイプの防犯タグで、商品に直接貼り付けられていることが多く、防犯ゲートを通過した際にブザーが鳴る仕組みです。
ステラちゃん用P90になんかステッカーでも貼ってやろうかとも思ったが、貼るものがフルサイズ89式スポーターに付けてたバーコード付き防犯タグしか思い浮かばなかった… pic.twitter.com/ZUbeOvr2i3
— spartan56 (@116_spartan56) February 28, 2021
ラベル式防犯タグのメリットとしては、ラベルタイプなので単価が安く取り付けが簡易であること、ラベルサイズが数cmなので商品の外観を損ねないといったことが挙げられます。
ラベル式防犯タグのデメリットとしては、不正に剝がされた際にブザーが鳴らないことが挙げられますよ。
ここまで、防犯タグの仕組みと代表的な防犯タグ4種類をご紹介しました。
防犯タグと言ってもこんなに色々な種類があるんですね!
それにしてもお店側が防犯タグを取り外し忘れることがけっこうあるみたいだけど、どうやって外せばいいんだろう?
では次に、防犯タグの外し方についてご紹介しますよ。
防犯タグが鳴らない方法はあるの?防犯タグの外し方は?
ここまで防犯タグにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴やブザーのなる仕組みが違うことをご紹介しました。
それではこれらの防犯タグの外し方はあるのでしょうか?
ここでは、防犯タグの外し方を調査しましたのでご紹介しますね。
防犯タグを正規に取り外すためには、基本的に店側が取り付けた防犯タグにセットで付属している“専用の解除器”を使用する必要があります。
取り外し方が特徴的な防犯タグとして、自鳴式防犯タグとラベル式防犯タグがあるのでご紹介しますね。
まず自鳴式防犯タグを取り外すには、専用の解除器を防犯タグの数cmに近づけてリモートで解除した後に取り外す必要がありますよ。
そしてラベル式防犯タグを解除するには、専用機器にかざして防犯タグをリモートで無効化するか、専用のラベルを貼って防犯タグを無効化する必要がありますよ。
ちなみに、その他の防犯タグを不正に取り外す方法もネットでは出回っていますが、犯罪行為になるのでやめておきましょう!
防犯タグは正規の手続きを踏んでお店で外してもらってくださいね!
しかし、時々防犯タグや防犯ゲートの誤作動により思いがけず防犯ブザーが鳴ってしまって恥ずかしい思いをすることもありますよね?
では次に、防犯タグの鳴らない方法について調査しましたのでご紹介しますね。
誤って防犯タグが鳴らないためにはどうすればいいの?
ここまで、防犯タグを解除しないまま防犯ゲートを通過するとブザーがなること、防犯タグを外すには専用の解除器が必要で防犯タグの種類によっては不正な外し方をするとブザーが鳴ることをご紹介しました。
しかしネット上の疑問を調べてみると、防犯タグの付いた商品を持っていないのに防犯ゲート通った時に防犯ブザーが鳴ってしまい生活に支障が出て困っているという人が多くいることが分かりました。
ここでは、防犯タグの付いている商品を持っていないのに防犯ゲート通った時に防犯タグが鳴ってしまう理由や鳴らない為の方法を調査しましたのでご紹介しますね。
前半で防犯タグが鳴る仕組みをご紹介しましたが、防犯タグは防犯ゲートと磁気や電気的な信号をやりとりすることで、通過した際にブザーが鳴る仕組みとなっています。
そのため磁気を発するものや金属製品を身に着けていると、それらに反応して防犯ゲート通過時にブザーが鳴ってしまうことがあるようですよ。
防犯ゲート通過時にブザーが鳴らない方法として、どのようなものに反応するのか知っておくことと良いと思いますよ。
そこで、防犯ゲート通過時に反応するものについて以下にご紹介していきますので、不必要に身に着けるのを避けるようにしましょう。
①モバイルバッテリー
モバイルバッテリーが防犯タグに反応するという事例があるようなので、不必要に持ち歩かないのがブザーを鳴らない為の方法だと思います。
②ICカード類(クレジットカード、キャッシュカード、鉄道用、身分証など)
ICカード類は何枚も持つことで防犯ゲートが誤作動しやすくなる為、必要ないカードは持たないことがブザーを鳴らさせない方法ですよ。
③コード類(延長コード、充電コード、イヤホン用コードなど)
コード類は何重にも束ねて持つことで防犯ゲートが誤作動しやすくなる為、重ねて持たない・必要ないコードは持たないことがブザーを鳴らさせない方法ですよ。
④鞄、化粧品、アクセサリーに付いていた(取り外し忘れた)防犯タグ
以前に購入した鞄、化粧品、アクセサリーに店側が回収し忘れた防犯タグが残っていて、それに気付かないまま使用していると、防犯ゲートを通過した際にブザーが鳴ることがあります。
また、通販で購入した鞄などに防犯タグが入ったままになっていることもあります。
ブザーの鳴らない方法として買った商品の中に防犯タグが残っていないか確認するようにしましょう!
その他にも金具の付いたベルト、財布のチェーン、車のリモコンキー、バッグの金具などでも防犯ゲートが鳴ってしまったという事例が見られました。
これらのものは「鳴らないために身に着けるな」と言われても難しいので、もしブザーが鳴ってしまった場合は慌てずに店の人を待って、身の潔白を説明することが重要だと思います。
ちなみに、スマートフォンやタブレットは外部からの電波や磁気を遮断する仕組みが備わっている為、防犯ゲート通過時にもブザーは鳴らないようです。
【防犯ゲート通過時にブザーが鳴らないために、身に着けるのを避けた方がいいもの】
・モバイルバッテリー
・ICカード類(クレジットカード、キャッシュカード、鉄道用、身分証など)
・コード類(延長コード、充電コード、イヤホン用コードなど)
・鞄、化粧品、アクセサリーに付いていた(取り外し忘れた)防犯タグ
・金具の付いたベルト、財布のチェーン、車のリモコンキー、バッグの金具など
そしてネット上では防犯タグを鳴らないように“アルミホイルで包む”や“保冷バッグに入れる”といった防犯タグを無効化する方法が出回っていますが、これらの信ぴょう性は不明です。
また防犯タグを無効化して万引きすることは『窃盗罪』というれっきとした犯罪行為です!
窃盗罪で定められている法定刑は「10年以下の懲役または50万円以下の罰金」になり、起訴されると前科もつく重罪ですよ。
そして前科が付くとご自身の経歴から一生消えることがありません・・・。
前科が付いてしまうと、資格取得時や就職時など、様々な不利益を被りますよ。
例えば前科を隠して就職し、後で発覚した場合は懲戒解雇の事由にもなります。
軽い気持ちで・・・と万引きしても将来に大きな影響を及ぼす可能性があるので、万引きするのは絶対にやめましょうね!
防犯タグが鳴らない方法はある?仕組みや外し方を調査!のまとめ
この記事では、防犯タグの鳴らない方法について、防犯タグの仕組みや外し方などを調査してご紹介しました。
防犯タグには数種類ありましたが、基本的には入り口に設置してあるゲートと防犯タグが連動して作動するものが一般的でしたね。
なので、防犯タグをつけたまま防犯ゲートを通ってしまうと、防犯ブザーが鳴ってしまいます。
防犯タグを取り外すためには、店側に防犯タグにセットで付属している“専用の解除器”を使用してもらい外してもらう必要がありますよ。
ネット上では防犯タグの不正な外し方も出回っていましたが、犯罪行為なので絶対にやめましょうね!
また、万引きをしていないのに誤って防犯ゲートが鳴ってしまう時などもありましたが、防犯ゲートに反応するものを身に着けているとそのような誤作動が起こることもあります。
・モバイルバッテリー
・ICカード類(クレジットカード、キャッシュカード、鉄道用、身分証など)
・コード類(延長コード、充電コード、イヤホン用コードなど)
・鞄、化粧品、アクセサリーに付いていた(取り外し忘れた)防犯タグ
・金具の付いたベルト、財布のチェーン、車のリモコンキー、バッグの金具など
これらのものは防犯ゲート通過時に反応してしまう事例もあるので、不必要に身に着けるのは避けた方がいいと思いますよ。
また、防犯タグを鳴らないようにするのにアルミホイルを使うなども情報が出ていますが、信ぴょう性はなく、万引きは立派な犯罪になるのでこちらも絶対にマネしないでくださいね!
防犯タグがついているということは万引きに対して厳しい対処をするという意味もありますよ!
軽い気持ちで将来は棒に振らないように気をつけてくださいね!