仕事で失敗やミスをして自分を責め落ち込んだ状態からなかなか立ち直れない時はどうすればいいのでしょうか?
また常に「失敗してはいけない」「完璧でなければならない」という完璧主義的な価値観にとらわれて苦しく感じる時はないですか?
私もそのような自責の念が強く、完璧主義に囚われやすい人間でしたが、スピリチュアルを通して考え方が変わりました!
この記事では、自分の失敗やミスを責めて落ち込んでしまう時や完璧主義に囚われてしまう時、未来志向で心を楽にするための考え方を、ご紹介したいと思います。
仕事で自分の失敗を責めて落ち込んでしまう時の立ち直り方は?
仕事などをしているとどうしても人間なので失敗をしてしまうことがあります。
しかし、人によっては誰でも起こしうる失敗に対し、自分を厳しく責めてしまう人もいますよね?
そんな、仕事などの失敗で自分を強く責めてしまい落ち込みやすい場合、どう立ち直るといいのでしょうか?
スピリチュアルのセミナーなどを聞いていると、やはり健康的な心身でいるために前向きにとらえ直すことは大切な要素です。
ここでは仕事などの失敗で自分を責めて落ち込んでいる心が楽になるように、考え方の変え方をご紹介しますね。
『もしも、大切な人が失敗をしたら』と置き換えて考えてみる
自分に厳しい人は、自分が仕事で失敗やミスをしてしまった時、「自分はなんでこんなにダメなんだ」など自分に対し批判的に感じ、自分をとことん責めてしまう人もいます。
自分を責めてしまい、落ち込んだ状態からなかなか立ち直れない時は、その失敗をしたのは自分ではなく『もしも、自分の大切な人だったら』あなたは何と言ってあげるか?を考えてみて下さい。
おそらく自分の大切な人が相手であれば、「そんなに自分を責めないで、大丈夫だよ。失敗は誰にでもあるよ」などと優しい言葉をかけてあげるはずです。
他人には優しくできるのに、なぜ自分にはそんなに厳しくなるのでしょうか?
自分の身体は自分のものであっても、それぞれの細胞によって成り立っています。
細胞のそれぞれが自分達の働き・役割を全うする上で、私達は生きることができています。
脳も、心臓も、内臓も手も足も、文句も言わずに命令に従って働いてくれています。
それなのに、失敗した時だけひどく非難するのはどうでしょうか?
もし相手が人であれば、非難され続けるとモチベーションが低下し、次から頑張りたくなくなりますよね?
私達の身体の細胞は、日々よく耐えて頑張ってくれていると思いませんか?
自分を構成する細胞は、自分自身であっても全部は自分でコントロールできるものではありません。
そう考えると、自分のことを責めるのは、自分を構成する細胞たちを責めること、自分の脳や心を傷つけて落ち込ませて、次から頑張ろうと思ってくれるでしょうか?
何も文句も言わず毎日自分のために働いてくれている細胞たちに対して感謝もせず、失敗した時にだけ怒るのはちょっと悪いね・・・
また、自分を他人のように優しく扱うことは、自分を客観的に見ることでもあり、「自分の失敗やミスをそこまで責める必要があるのか」が見えてくる事もあります。
自分を責めてどうしようもない時は、自分を大切な人に置き換えて考えると視野が広がり心が楽になる。
後悔するよりも反省に時間を使う
また、仕事での失敗やミスを責めたり、落ち込むことよりもやった方が良いことは、『次、失敗しないためにはどうするか?』を考えることです。
失敗は誰にでもあります。
なので、ここで成長に繋げられるかどうかは、「次からどう挽回していくか?」を考えられるかどうかにも関わってきます。
後悔するよりも、反省し次に活かすために時間を使う方が自分の未来のためにもなります!
もしかしたら元々自分一人では難しかったのかもしれません。早くから誰かに相談する必要があったかもしれません。
一度落ち着いて冷静になり、視野を広く問題解決をしていくと、くよくよと悩む時間が少なくなります。
ずっと落ち込み、後悔してしまう時は、反省に切り替えて次どうすればいいかを考えると次に繋がる!
スピリチュアルの世界では「感謝」することはとっても重要です。
失敗したけど教訓を得られた、次から失敗しないためのアドバイスだ!と感謝の気持ちに切り替えられると心が楽になりますよ。
このように考え方を変えると心が楽になりますが、元々の性質で完璧主義者であると難しい場合もありますよね?
では、完璧主義的な考え方にとらわれてしまうときの対処法についてもご紹介しますね。
完璧主義的な「失敗してはいけない」「完璧でなければならない」にとらわれてしまう時
仕事などで失敗をして落ち込んだ時には、自分を他人に置き換えて考えて見たり、次に失敗をしないための方法に考えを切り替えることをご紹介しました。
しかし、性格が完璧主義であるとそもそも「失敗をしてはならない」「完璧でなければならない」という価値観を根底に持っています。
そうなるとやはり苦しいので、どうすればこの完璧主義的な考え方を緩めることができるのでしょうか?
完璧という制限を緩めるには?
仕事での自分のミスや失敗を責める根源に、「失敗してはいけない」「完璧でなければならない」という完璧主義的な価値観を持っていることも多いです。
上でも言ったように、失敗は誰にでもありますし、完璧な人間はこの世の中探しても一人もいません。
それを踏まえた上で、 「失敗してはいけない」「完璧でなければならない」 という価値観を緩めて、「少しくらい失敗してもどうってことない」「完璧でなくても8割で十分」という風に、制限を緩めた言葉を使うと気持ちが楽になります。
失敗のない、完璧を目指すこと自体は悪いことではありませんが、自分の首を絞めてしまう過剰な制限は逆にストレスとなり、良いパフォーマンスもできなくなってしまいます。
完璧という制限を緩め、リラックスした状態の方が能率が上がることもありますよ。
完璧より制限を緩めた言葉を使うように意識する!
「失敗してはいけない」 の価値観を変える考え方は?
もし自分が完璧主義的な考え方をしてしまうということに気付いても、考え方の癖はすぐには治すことができません。
そこで、「失敗をしてはいけない」という価値観がある場合に知っておいて欲しいのは、諦めなければ失敗ではないということです。
本当にチャンスは1回きりなのでしょうか?
もちろん大切なプレゼンや発表などの場はその時限りかもしれませんが、努力し続ける人には、人生の中でそのようなチャンス自体は別の形でも巡ってきます。
失敗を経験してこそ次のチャンスに活かすこともできるので、「1回きりですべておしまい」のような価値観は変えていきましょう!
単なる経験の一つであって、成功するための過程だと考えると、その失敗は自分にしか味わえない貴重な経験の一つになります。
努力する人にはチャンスはたくさん生まれるんだね!
失敗は単なる成功への過程、と考える。
このようにスピリチュアル的な発想から自分の持っている価値観や考え方を自覚し、意識して変えるように努力することで心は楽になっていきますよ。
ただ、分かっていても癖というものはなかなか治りませんよね?
そんな時に使って欲しい魔法の言葉をご紹介しますね。
それでも自分の失敗を責めて落ち込む時、自分を認める言葉を使う!
自分の完璧主義的な価値観を自覚しても、人には「頭では分かっているいるけれどやめられない」という状態があります。
そのような時に、そんな自分に「なんでできないんだ」と思わずに、自分を認めて上げる言葉を使うことが大切です!
それは「良いんだよ」という許しの言葉です。
自分を責めてしまいそうな時、「良いんだよ」と許して、上手くできない自分も一度受け入れてあげて下さい。
「良いよ」と何でも許すと単なる甘えになってしまうことがありますが、『良いんだよ』と笑顔つきで、「そんな自分でも良いんだよ」、と認めてあげる言葉を使うと心が楽になりますよ。
自分を責めてどうしようもない時、どこか目につく所、例えば「手のひら」などに書いて、いつでも見られる状況にして必要な時に見て下さい。
自分を許すという行為(または他人に対しても)は、意外とスッと心を楽にしてくれます。
これは自分でできる最高のヒーリングになりますよ。
上手くいかない自分を許したい時は「良いんだよ」と言う。
仕事の失敗で落ち込む時のスピリチュアル的心を楽にする考え方!完璧主義を手放そう!のまとめ
この記事では、自分の失敗やミスを責めて落ち込んでしまう時や完璧主義に囚われてしまう時、未来志向で心を楽にするための考え方などをご紹介しました。
- 自分を大切な人に置き換えて考えてみる
- どうすれば防げるか?と次を考える
- 完璧よりも制限を緩めた考え方をする
- 失敗は単なる成功への過程、と考える
- 「良いんだよ」という言葉を使う
考え方は習慣になっていますが、意識して変えていけるものでもあります。
もし自分がずっと失敗やミスを責めて落ち込んでいるなと気づいたら、少し客観的になって考えてみてはいかがでしょうか?