ワカサギ釣りに行ってワカサギを釣った後どうしていますか?
そのままクーラーボックスに入れていませんか?
実は、ワカサギを釣った後の処理によって生臭さや雑味が軽減するんですよ!
今回は、ワカサギ釣りでワカサギを釣った後、臭みを軽減させる方法や、鮮度を保った持ち帰り方、その場でワカサギが食べられるのかという疑問について解説していきます。
少しの工夫で、ワカサギがもっと美味しく食べられる方法をぜひチェックして下さいね!
ワカサギを釣った後にすることは?
一般的に魚釣りでは、魚を釣った後に鮮度を落とさないようにすぐに絞める場合がありますが、ワカサギも釣った後絞めているのでしょうか?
まずは、ワカサギを釣った後どうするのかについてご紹介していきますね。
ワカサギ釣りではワカサギを釣り上げた時、絞めてすぐに保冷バックなどには入れずワカサギをそのままバケツなどで泳がせます。
これは釣ったワカサギをしばらく生かして、泥や食べた餌、排泄物を排出させるためなんですよ。
このドロ吐きをさせるだけでワカサギの臭み、雑味がなくなります。
<氷上ワカサギ釣りに行く時は!>
氷上ワカサギ釣りの場合、釣り用の穴しかないのでバケツが大きいと水が汲めません!
水汲み用に何か水をすくうものを持って行った方が良いですよ!
\ポンプで充分代用できます/
また、ワカサギが大量に釣れてバケツ内に溜まってくると水が汚れてきます。
バケツ内の水が汚れてきたら定期的に水も交換しましょう!
そしてワカサギが酸欠で弱ってしまったら、そのワカサギは泥を吐かせた後、ジップロックなどの袋に移し、保冷バッグ(クーラーボックス)などで冷やしておきます。
こうすることで、鮮度を落とさずにワカサギを保存することができますよ!
●ワカサギを活かしたまま、バケツなどで泳がせて泥を吐かせる!
●ワカサギが泥吐きをすると、臭みや雑味が軽減します
では次に、ワカサギを釣った後の保存方法についてもう少し詳しくご紹介しますね。
ワカサギを釣った後の保存方法は?
ワカサギを釣った後、ドロ吐きをさせることでワカサギを食べる時の臭みや雑味が軽減することが分かりましたよね?
ドロ吐きにかかる時間はそこの水質にも寄るんですが、私のよく行く釣り場は水質が良いのでワカサギ釣りをしながら2~3時間ドロ吐きをさせるくらいで美味しくなりますよ。
ただ水質があまりよくない場合はワカサギを生きたまま持ち帰り、家に帰ってから新鮮な水でドロ吐きをさせることもあるようです。
ワカサギを生きたままで持って帰りたい場合、バケツなどに湖水を入れワカサギを泳がせたまま持ち帰ります。
その際は水がこぼれないように蓋付きのバケツを使用するなどして気を付けて持って帰って下さいね。
\ワカサギを生きたまま持ち帰るなら蓋付きを!/
ワカサギを持ち帰る時の注意点として、死んでしまったワカサギをそのまま入れておくと鮮度が落ちて生臭くなってしまいます。
なので死んでしまったワカサギは、別にジップロックなどに入れ冷して持ち帰る方が良いと思いますよ!
ワカサギの泥吐きをその場で済ませた後は、冷凍してワカサギを持ち帰りますよ。
ワカサギの入ったバケツの水を切り、ジップロックなどの袋にワカサギを入れて保冷バック(クーラーボックス)で鮮度が落ちないようにしっかりとワカサギを冷やして持ち帰りましょう!
●水質が良く、その場でワカサギの泥吐きが終わればジップロックなどに移し、冷凍して持ち帰る準備をする
●泥吐きが足りない場合は家で新鮮な水で泥吐きをさせるため、ワカサギを生かしたまま持ち帰る準備をする
※バケツは蓋付きのものを使用する
このように、ワカサギを釣った後に泥吐きをさせて冷凍してワカサギを持って帰る場合は、何が必要になるでしょうか?
ワカサギの持ち帰りに必要にな3つの道具について詳しく解説していきますね。
ワカサギを持ち帰る時に必要な3つの道具は?
ワカサギを釣った後にまだ泥吐きが足りない場合は、そのままワカサギを生かした状態で持ち帰りました。
その場でワカサギの泥吐きが終わった場合の持ち帰り方としては、ジップロックなどに入れて冷凍して持ち帰りまよ。
実際にワカサギを持って帰る時に必要な3つの道具をご紹介していきますね。
【ワカサギの持ち帰りに必要な道具】
1.ワカサギを入れるバケツ、水切り
2.ジップロックなどのワカサギを入れる袋
3.保冷バック(クーラーボックス)
では、それぞれの道具について解説していきますね。
①ワカサギを入れるバケツ、水切り
ワカサギを持ち帰るために必要な道具の1つ目は、バケツと水切りです。
その場で泳がせてドロ吐きをさせるためにバケツを使い、時々水を変えるためには水を切る網が必要になります。
ダイソーで500円で売っている釣り用のバケツも蓋が水切りになってるから安くていいよ!
もちろん釣具店で売っているワカサギ用の水切り水槽の方が使いやすいです。
釣具店では、ワカサギ用のバケツや水槽・バッカンなどという名称で売られていることが多いので探してみて下さいね!
\スピード重視ならこっちの水切り水槽がおすすめ!/
②ジップロックなどのワカサギを入れる袋
ワカサギを持ち帰るために必要な道具の2つ目は、ワカサギを入れる袋です。
ドロ吐き後、ワカサギを保存するためにジップロックやビニール袋に移しますよ。
③保冷バック(クーラーボックス)
ワカサギを持ち帰るために必要な道具の3つ目は、保冷バックです。
ワカサギは小さいので魚釣り用の大きなクーラーボックスではなく、一般家庭で使う保冷バックでも代用が可能です。
もちろん保冷剤とセットで用意が必要ですよ。
私がよく行っている北海道の氷上ワカサギ釣りのように周りに雪がある場合、雪を入れて保存することもできますよ!
以上の3つの道具があれば鮮度を保ってワカサギを持ち帰ることができますよ!
ワカサギの持ち帰り方は分かったけど、ワカサギをその場で食べることはできないの?下処理は必要なのかな?
ここまでワカサギの持ち帰り方の話をしてきましたが、よくワカサギを釣ったその場で天ぷらなどにして食べているシーンを見かけると思います。
ワカサギはその場で食べることができるのか?下処理などは必要なのか注意点について解説しておきますね。
ワカサギを釣ったその場で食べることはできるの?
ここまではワカサギの持ち帰り方を解説しましたが、テレビなどを見ているとワカサギを釣ったその場で天ぷらにして食べてますよね?
新鮮なワカサギの天ぷらが美味しそうって思ってワカサギ釣りに興味持つと思うのですが、実際その場で調理して食べても大丈夫なのでしょうか?
もちろん、その場でワカサギを洗って調理して食べることはできます!
実際にテントに油やコンロを持ってきて調理している人も見かけますよ。
難点として持ってくる道具が多くなるのと、テント内でのガス管理には注意が必要です!
これまでご紹介したしたように、その釣り場の水質によっては残念ながらワカサギを釣った直後はちょっと美味しくない時があります・・・
よほど綺麗な川・湖なら釣りたてなら美味しいかもしれませんが、できればワカサギはドロ吐きしてから調理をすることをおすすめしますよ!
ワカサギの調理前の下処理は、塩でのもみ洗いでウロコなどもとれるので、塩や綺麗な水も用意して行くといいですよ!
新鮮なワカサギは刺し身で食べれるのかな?
新鮮なワカサギなら生でも食べられるのでは?と思いそうですが、残念ながらワカサギは生では食べられません!
寄生虫がいるので、素人がワカサギを生でたべるのはやめた方がいいですよ!
寄生虫については加熱すると大丈夫なので、ワカサギを食べる時は絶対加熱しましょう!
「ワカサギの刺し身」などは素人が手を出すものではないので気をつけてくださいね!
ワカサギを釣った後はどうするの?持ち帰り方で美味しさが変わる!のまとめ
この記事では、ワカサギを釣った後はどうするのか?ワカサギの持ち帰り方や保存方法、その場で食べられるのかという疑問について解説してみました。
記事内で解説したようにワカサギを釣った後は、バケツでしばらく泳がして、ドロを吐かせると食べる時に感じる雑味が軽減してさらに美味しさが増しますよ!
ちょっとしたことですが、最後の方に釣ってそのまま持ち帰ったワカサギと、ドロをしっかりと吐かせたワカサギでは味が違うように感じます。
魚のちょっと嫌な雑味が苦手な人は、しっかりとドロ吐きをさせた方が美味しくいただけますよ!
ワカサギを釣った後に、生きたまま持って帰って超新鮮なまま食べるという人もいますが、その場合の持ち帰り方は水がこぼれないような蓋がついているバケツを用意してくださいね。
また、ワカサギが途中で死んでしまったら鮮度が落ちて生臭くなってしまうのでしっかりと保冷バックなどで持ち帰る準備もして下さい。
ワカサギを釣ったその場で食べる場合も必ず加熱処理をしてくださいね!
たくさんワカサギを釣って、新鮮で美味しいワカサギを食べましょう♪