2023年6月2日全国公開された映画「怪物」は、是枝裕和監督と坂元裕二さんが脚本の話題の映画です。
そんな映画「怪物」の原作は小説なのでしょうか?
またこの映画「怪物」は小説か映画かどっちが先だったのでしょうか?
この記事では、映画「怪物」の原作や内容がどんなものなのか?小説の感想などをご紹介しています。
是枝監督の映画「怪物」の原作は小説なの?
是枝裕和監督と坂元裕二さんが脚本を手掛ける映画「怪物」が2023年6月2日から公開されます。
この映画「怪物」第76回のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されるほどの期待の作品です。
また、このカンヌ国際映画祭で日本映画初の『クィア・パルム賞』を受賞した映画「怪物」には原作小説があるのでしょうか?
(※LGBTや性的マイノリティ、既存の性のカテゴリに当てはまらない人々を扱った映画に与えられる賞)
現在宝島社文庫より、映画「怪物」の小説が出ていますが、こちらは【映画ノベライズ】となっており、原作小説ではありません。
※映画ノベライズとは、映画のシナリオを小説化したもの
この映画「怪物」は、先ほどご紹介した是枝監督と坂元さんの脚本でのオリジナル作品となっています。
なので「怪物」の小説は、こちらの映画「怪物」が完成した後にできた【映画ノベライズ】となります。
そして、映画公開前に販売された「怪物」の映画ノベライズは5月9日ハートンの週間ベストセラーでの発表で第6位に初登場するという盛況ぶりでした!
やはり「怪物」は映画公開前からも内容が気になる人が多いと思うのですが、実際どのような内容になっているのでしょうか?
『怪物だーれだ』という謎めいたキャッチコピーから一体怪物とは誰なのか?内容についても調べてみました。
是枝監督の映画「怪物」の内容は?
映画「怪物」は原作の小説はなく、是枝監督と坂元さん脚本でのオリジナル作品となっています。
そして、映画公開前から「怪物」の映画ノベライズが販売されており話題となっていました。
では、そんな映画「怪物」の気になる内容について見ていきましょう!
まず、映画「怪物」のあらすじを簡単にご紹介します。
映画「怪物」の舞台は、大きな湖がある郊外の町。
そこにいるのは息子を愛するシングルマザー、生徒想いの学校の教師、そして無邪気な子供たち。
そんな時に小学校では少年同士のトラブルが起こります。
しかし、少年たちの主張が食い違い、徐々に大人や社会、メディアまでも巻き込むおおごとに。
そして、嵐の朝突然子どもたちは姿を消す。
この映画「怪物」では登場人物それぞれの視点からの「怪物」探しが始まります。
実際の映画館での「怪物」の予告映像では少年が先生に暴力を振るわれた・・・と親に相談し、親が学校に乗り込んでいくシーンと、反対に教師からは親が学校に乗り込んで来たというそれぞれ違う視点からシーンが描かれていました。
そして『怪物だーれだ』というやや不気味なキャッチフレーズではありますが、内容はミステリーやサスペンス系ではないようですね。
しかし、実際に映画を見た感想を見ていると(試写会)この『怪物だーれだ』という問いが刺さった、という感想もありました。
この映画「怪物」は親・教師・子どもと異なる視点から描かれていることがとても重要なテーマで、鑑賞後はみなさん様々な感情を感じ取られると思います。
また、この映画「怪物」が第76回カンヌ国際映画祭でクィア・パルム賞を受賞したことで、物語の中心にいる少年たちがそのようなクィア的な存在であると予想されますよね。
では、さらに是枝監督の映画「怪物」の原作ノベライズの感想もご紹介していきますね。
是枝監督の映画「怪物」の原作ノベライズの感想を紹介!
映画「怪物」の内容について事前情報はあまり出ていませんが、親・教師・子どもと異なる視点から描かれている作品でした。
では、映画「怪物」の原作ノベライズの感想についてもご紹介していきますね。
まず、映画公開前に内容がバレてしまうノベライズを出版されることに対して疑問に感じる人もいました。
ネタバレが嫌いにな人には映画公開前にはあまり読みたくないかもしれませんね。
しかし映画「怪物」の原作ノベライズを読んだ人の感想としては、内容はもちろん面白いということもありますが、これがどのような映像になっているのか?という興味がわき、やはり劇場で「怪物」を鑑賞したくなるというものが多いです!
ノベライズ本、読みました。
— まーこ (@yu8zu1mi7e) May 10, 2023
私は、映像だとこの話がどう撮られているんだろう、とワクワクしましたよ????????。
でも、内容知らないで映画観たら、それはそれで、「怪物」って何❓って、スリリングな感じを楽しめますよ✨。
怪物のノベライズを読み終わってから、思いが止まらず大変、映画絶対見たい
— ギョ (@saka_na_ts_oo) May 7, 2023
また、一部ですが映画「怪物」の原作ノベライズを読んでみて、ちょっと内容がつらいなと感じる人もいました。
映画『怪物』のノベライズ読み始めたものの、なかなか内容がつらい。これは映画館で、その世界から逃げられないようなところに身を置いて、鑑賞したほうが良い作品なんだと思う。
— Takuya Yoshihara (@yoshiharatakuya) May 5, 2023
「怪物」ノベライズ、湊かなえ作品のようだな。
— GiVE A CHAN (@gogobikesan) May 6, 2023
うーん。劇場行かなくてもいいかな。この胸糞をどこまで昇華してるかは気になるけど。
試写会の感想でもありましたが、やはり多角的な視点から描かれているため、共感できない部分や賛否があるのは仕方ないかと思います。
個人的には事前情報なしで映画を堪能したいので、映画「怪物」の原作ノベライズは読まずに鑑賞したいですが、小説を読んでも映像化される楽しみを持てる作品のようなので気になる人はおすすめですよ!
さらに音楽は坂本龍一さんなので、より映像化された「怪物」を楽しめるのではないでしょうか!
ちなみに、映画「怪物」公開後の感想を見てみると、事前情報を入れずに映画を鑑賞することをおすすめする人が多く見られました。
映画『怪物』見てきた。1秒も目が離せない。映画館で見てよかった。前情報なしに見るのがおすすめ。 pic.twitter.com/ELgrCo6bkV
— 寒竹泉美(小説と科学を書く人) (@kanchiku) June 2, 2023
映画公開されるとネット上ではネタバレや感想がたくさん出てしまうので、映画を見に行く予定の人は人の感想を見る前に鑑賞することをおすすめしますよ!
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是枝映画「怪物」の原作は小説?内容や感想を紹介!のまとめ
この記事では、映画「怪物」の原作が小説なのか?また映画の内容がどんなものなのか?小説の感想などをご紹介しました。
是枝裕和監督と坂元裕二さんが脚本としてタッグを組む映画「怪物」はオリジナル作品となっており、原作小説はありません。
そのためこの「怪物」は映画が小説よりも先にでき上がっています。
しかし、映画公開前から「怪物」の原作ノベライズは出版されていますよ。
この映画「怪物」の内容は怪物探しをしますが、ミステリーやサスペンス的な作品とは違いました。
映画「怪物」では親・教師・子どもと異なる視点から描かれており、心にずしんとくるような内容になっているようですね。
また、映画を鑑賞する前に「怪物」の原作ノベライズを読むことも、映像化されたらどうなるんだろうか?とより映画鑑賞を楽しめる要素にもなると思います。
ネタバレにはなってしまいますが、さらに映画が見たくなる「怪物」の原作ノベライズも気になりますね