本屋大賞を受賞し、アニメ映画としても公開された『かがみの孤城』。
この『かがみの孤城』で重要な役のオオカミ様について、映画を観た後に結局オオカミ様の正体や目的は何だったのか?なんで孤城なの?など疑問もわきましたね。
そして、オオカミ様の顔についてや声優が違うという点についても調査してみましたよ。
この記事では、アニメ映画『かがみの孤城』を見終わった時に感じる疑問に対して調査してご紹介しています。
『かがみの孤城』のオオカミ様の正体や目的は何だったの?
『かがみの孤城』では重要な役割を担うオオカミ様ですが、このオオカミの仮面をかぶった少女は一体誰だったのか?またオオカミ様の本当の目的は何だったのでしょうか?
アニメ映画『かがみの孤城』を観た後に感じた疑問について調査してまとめてみました。
ネタバレがあるので、まだ原作や映画を見ていない人やネタバレを知りたくない人はご注意くださいね!
『かがみの孤城』のオオカミ様の正体は誰?
アニメ映画『かがみの孤城』では、オオカミ様の正体が最後の方で分かりましたね。
オオカミ様の正体は、かがみの孤城に集められた7人のうちの海外から参加していた“リオンの姉”でした。
リオンの姉は、水守実生(ミオ)と言って、リオンの話では13歳で病気によって亡くなっていました。
リオンの回想シーンでは病院で闘病生活をしているミオの姿が描かれており、小学校入学前に病気になったため学校に通ったことがないという状態でした。
そんなリオンの姉であるミオがなぜ幼い少女のような恰好でオオカミ様としてみんなを城に集めたのでしょうか?
オオカミ様の目的について見ていきましょう。
『かがみの孤城』のオオカミ様の目的は何?
『かがみの孤城』のオオカミ様の正体はリオンの姉のミオでしたね。
しかし、ミオはリオンの姉であるため亡くなった時も13歳(中学1年生)と大きいはずですが、オオカミ様の姿はもっと幼かったですね。
なぜオオカミ様の姿が少女だったのかというと、リオが病気になる前、元気な姿だった頃の姿(6、7歳くらい)であると思われます。
そのため、ミオは少女の姿でリオンの前に現れていたんですね。
そして、なぜオオカミ様がこのようなお城を作ったのかというと、ミオが亡くなる前にリオンと約束をしていたことがあります。
病室でミオは、神様にリオンのお願いを叶えてもらうように頼んであげると約束をしていましたよね。
そしてその願いは、”リオンがお姉ちゃんのミオと一緒に学校に行きたい”というものでした。
そこで、オオカミ様はこの孤城をリオンのためのリオンと一緒に過ごすための学校として亡くなる前に作りました。
学校と孤城では全然違うと思いますが、そもそもミオは学校に行けずに亡くなっており、学校がどんなところかイメージできません。
なので、病室の片隅に置いてあったドールハウスをモデルに孤城が作られています。
そして、リオンを取り巻く友達には学校に通うことができない6人が選ばれていました。
初めはこの学校に行けない、悩みを持った子たちに学校に行くきっかけや勇気を与えるための意味があって集められているのかなども考えていましたが、結局アニメ映画ではオオカミ様がリオンのために作った世界という感じのようでしたね。
(原作の方ではもう少し深く描かれており、それぞれのキャラクターの不登校の理由やどう人生を向き合っていくのかとかなり詳しく理解できますよ)
また、アニメ映画の『かがみの孤城』を観た人は「もしかしてミオは死んでいないんじゃないか?」という印象も受けたかもしれませんが、やはりミオは亡くなっており、この孤城での出来事はミオが亡くなる1年前の夢の中の出来事のようです。
少しややこしいですが、集められた子たちも7年の時間のずれがあったり、ミオが亡くなった後の中学1年生のリオンが少女の時のミオと一緒に1年過ごすという、ファンタジー要素が含まれていますよね。
映画を観ただけでは集められた子たちの時間のずれについてもゆっくりと整理しないと、『かがみの孤城』のエンディングでのシーンに頭が追いつきませんでした…。
ちなみに、最終日にアキがルール違反をおかしたためこころ以外がオオカミに食べられた後、ちょっとオオカミ様の洋服がボロボロになっていましたよね。
もしかしてリオンを助けるためにオオカミ様であるミオが何か手を尽くそうとしていたのかと想像すると姉弟愛を感じますね。
では、そんな『かがみの孤城』のオオカミ様の顔についての疑問について見ていきますね。
『かがみの孤城』のオオカミ様の顔は出てる?
『かがみの孤城』のオオカミ様の正体はミオであり、リオンの一緒に学校に行きたいという願いを叶えるために作られた世界であるということが分かりましたね。
そんなオオカミ様の顔はずっとオオカミのお面で隠されて分かりませんでした。
しかし、オオカミ様の顔はどんな顔なのか?という疑問については、『かがみの孤城』のアニメ映画を観ていればミオの顔が思いつくはずですね。
特に『かがみの孤城』のアニメ映画のエンドロールではミオも出てくるので、あんな感じの顔でオオカミ様のお面をかぶっていたんだろうな~と想像できましたよ。
ただ、ミオがオオカミ様の正体だと知るまではオオカミ様の顔を芦田愛菜さんで想像してしまう人も多かったのではないでしょうか?
やはりまだ見ぬ顔の印象には、声がとっても影響しますよね。
では次に、そんなオオカミ様の声優がミオの声優と違ったんですが、なぜなんでしょうか?
『かがみの孤城』のオオカミ様の声優が違う理由は何?
『かがみの孤城』のオオカミ様がミオだと分かると、ミオの顔で想像できますが、まだ正体が分からない時は声優である芦田愛菜さんの顔をイメージする人も多かったのではないでしょうか?
そう、アニメ映画『かがみの孤城』では、ミオ役とオオカミ様役の声優さんが違ったんですよね。
アニメ映画『かがみの孤城』でなぜ声優が違ったのでしょうか?
まず考えられる理由としては、声優が同じであれば映画を観る前にオオカミ様の正体がミオだということがバレてしまいますよね。
なので、オオカミ様の正体をかくすためにも声優さんを分けるというのは必要だったのではないでしょうか。
また女の子とはいえ、オオカミ様は6、7歳くらいの少女、病室のミオは13歳の闘病中の身でもあるのでやはり声は違って当然という感じで声優さんも違ったのではないでしょうか?
そもそもオオカミ様はミオの作った世界の自分であり、自分自身がそのまま投影されているとも限りませんよね。
少し理想的な自分も混ざっている可能性もあります。
そんな点も含めて、オオカミ様とミオとは違う声優さんだったのではないでしょうか?
ちなみに、オオカミ様役の声優さんは芦田愛菜さん、ミオ役の声優さんは美山加恋さんでしたよ。
私は映画から入ったので声優さんに関して特に問題なく楽しめましたよ!
オオカミ様役の芦田愛菜さんもとっても良かったです!
\名作かがみの孤城はU-NEXTで配信中♪/
かがみの孤城はレンタル作品なので無料視聴はできませんが、U-NEXTなら無料トライアルの特典としてレンタルポイント600円分が貰えます!
実質無料でかがみの孤城が見られるU-NEXTをチェック!
かがみの孤城のオオカミ様の正体は?顔や声優についても調査!のまとめ
この記事では、アニメ映画『かがみの孤城』のオオカミ様の正体や目的や顔について、また声優が違った理由について調査してご紹介しました。
『かがみの孤城』のオオカミ様の正体はリオンの姉である”ミオ“でしたね。
そして、ミオが亡くなる前の1年間、ミオが作ったかがみの孤城でリオンとその仲間と共に学校生活を送るというリオンの夢を叶えていました。
正体が分かるまではオオカミ様の顔は謎のままでした。
しかし、正体がミオと分かるとアニメ映画ではエンディングにもしミオも生きていたらという感じでミオの姿も描かれていたので、しっかりとオオカミ様の顔も印象に残ったと思います。
そして、アニメ映画の『かがみの孤城』ではミオとオオカミ様の声優が違っていましたが、正体が分からないためと、やはり役柄が違うということで良い演出だったのではないかと思います!
アニメ映画『かがみの孤城』も十分楽しめましたが、やはり原作小説ではさらに詳しく語られているので、ぜひ小説も読んでみてくださいね!
小説を読むのが苦手な人でも『かがみの孤城』のアニメ映画を観た後ならイメージしやすく、それぞれのキャラの深堀りもできてとっても楽しめると思うよ!
\『かがみの孤城』原作はコチラから/
【かがみの孤城の関連記事】