たくさんワカサギを釣るためにはどうしていますか?
ワカサギの誘い方を工夫してますか?
残念ながら、どんなに誘い方を工夫しても、その場にワカサギがいなければそれは意味がありません。
誘い方のコツを知ることは大切ですが、それよりもワカサギのいる棚(タナ)を探すコツを知ることが釣果アップには大切なんです!
この記事では初心者でもワカサギの釣果を伸ばすコツを、「誰でも簡単にできる!ワカサギのいる棚を見つける方法」と合わせてご紹介します!
アドバイザーは、毎年冬の氷上ワカサギ釣りでは一番多く釣る【すだちさん】です!
周りのテントもなかなか釣果が伸びない時も、一人で100匹以上釣るツワモノです!
氷上のワカサギ釣りで爆釣した経験から、僕がいつも実践しているワカサギ釣りの棚の探し方・誘い方のコツをお伝えしますね!
★この記事で書かれている釣り用語が分からない方は、釣り初心者向けにまとめた釣り用語集も参考にして下さい。
⇒釣り用語のまとめ!釣り初心者が知っておくと便利な用語集
ワカサギ釣りは誘い方よりも棚が大事?初心者でもできる棚の探し方
ワカサギ釣りに行って同じ場所でも全然釣れない人と、大量に釣れている人がいます。
やはりワカサギの特性や釣果を伸ばすコツというのがあるので、初心者さんでも大漁にワカサギが釣れるようにまずは棚の探し方についてご紹介しますね。
ワカサギの特性を知り、棚を探す!
ワカサギは基本的に群れで回遊しています!
氷上のワカサギ釣りで大事なコツは、誘い方をマスターすることよりも、いち早くワカサギが泳いでいてエサを食べてくれる位置を見つけること!です。
いったんワカサギが釣れるとしばらくは同じ棚で釣れ続けることが多いので、しっかりと棚の高さを覚えながらおもりを降ろしていきましょう!
また、全然アタリが来ない場合はまずはその穴で高さを色々と変えてみると良いですよ!(餌を付け替えながら)
実際に表層付近で回遊している時もあり、入れてすぐの位置でたくさん釣れることもあります!
それでも全く釣れない時は、誘ってみたり、回遊してくるまで根気よく待つか、穴を変えるという選択もあります。
ワカサギをたくさん釣るために場所は結構大切です・・・
ワカサギの誘い方を知り、棚を探す!
ワカサギ釣りの誘い方のコツは、ワカサギに対してエサを魅力的に見せるためにちょんちょんと優しく竿を動かすことです。
ちょんちょんと動かしたらしばらく静止して反応をうかがいます。
竿に反応がなければまたちょんちょんと動かします・・・
ちょんちょんと軽く動かして誘いますが、ずっと動かし続けることはしていません。
ずっと動かしていると活性が高いワカサギ以外はなかなか餌を食べられず、またアタリが来ても分からないからです。
その時の状況にもよりますが、誘いがなくても釣れる時、少し誘って待って食いつかせる時、誘いを続けるなど臨機応変に対応しています。
何度か誘いを繰り返しても全く反応がなければ誘う位置をずらします!
リールを1巻き~2巻きと巻いて高さを変え、同じようにアタリが来る位置を探します。
この誘いを入れながら棚を探す、具体的なワカサギ釣りの方法を説明しますね!
初心者でも簡単に釣れる!氷上のワカサギ釣りの流れ
ここでは、初心者でも簡単に釣れる、ワカサギ釣りの基本的な流れを解説していきます。
【ワカサギ釣りの流れ】
- 竿をセットしてエサを付ける
- おもりを底まで落とす
- 底から少しずつリールを巻き上げていきアタリが来る位置を探す
- アタリが来たら、再びその位置で釣る
- 釣れなくなったら再度、棚を探す
1.竿をセットしてエサを付ける
まずは話ワカサギ釣りの釣竿に仕掛けやおもりをセットし、仕掛けの針にエサのサシ虫をつけていきます。
餌のサシ虫は1匹使うよりも、半分に切った方がエキスなど出てよりワカサギを誘い、惹きつけます。
2.おもりを底まで落とす
ワカサギの釣り方は様々あるかと思いますが、まず底までおもりを落とします。
この時、手動リールの場合は何巻きリールを巻いて底についたかで大体の深さを把握しておきます。(深さを知る)
電動リールでは水深を確認できるのもあるので楽です。
3.底から少しずつリールを巻き上げていきアタリが来る位置を探す
底から少しずつリールを巻き、誘いながらワカサギがエサに食いつき、竿先がぴくっと動く位置を探します。
4.アタリが来たら、再びその位置で釣る
ワカサギのアタリが来た位置を底から何巻き目だったか確認します。
棚の位置が分かるとしばらく同じ位置でワカサギが釣れるので、再度同じ位置に仕掛けを落とします。
5.釣れなくなったら再度、棚を探す
その棚でワカサギが釣れなくなってきた場合、その上下や別の高さへずらすため、再び底から何巻き目と数えながらアタリの位置を探します。
ワカサギ釣りで大事なのは、誘い方よりもワカサギのいる棚をいち早く見つけることだと思っています!
『誘いも入れながらアタリを探し、少しアワセてゆっくりと釣り上げる』これが僕のやっているワカサギの釣り方です!
それでは次に、誘い方や棚探し以外にワカサギ釣りの釣果を伸ばすための大切なコツ4つをご紹介しますね。
ワカサギ釣りで誘い方・棚探し以外に大切な釣果を伸ばすコツ
ワカサギ釣りで釣果を伸ばすコツには以下のようなものがありますよ。
【ワカサギの釣果を伸ばすコツ】
●ワカサギの釣れる時間帯を把握する
●ワカサギが食いついた、アタリの見方を知っておく
●エサの付け方・エサを取り換えるタイミングを知っておく
●ワカサギを釣りあげる時のコツ
ワカサギ釣りで、釣果を伸ばすために知っておいて欲しいことをお伝えします!
ワカサギの釣れる時間帯を把握する
基本的に魚の釣れる時間帯は朝と夕方と言われていますが、氷上ワカサギ釣りでは日が昇っていないととっても寒いです!
夕方は寒すぎて無理なので朝早めに行っていますが、やはり朝9~10時までよく釣れ、昼に向かい徐々に釣れなくなる傾向が強いです。
各ワカサギ釣り場の釣れる時間帯の情報をSNSなど利用し、先に入手しておくと良いと思います!
ワカサギが食いついた、アタリの見方を知っておく
ワカサギのアタリは、竿先がぴくぴくっと少し揺れる程度の小さいものです。
見逃しやすいので、初心者の方はしっかりとアタリの感覚を覚えましょう!
ワカサギ釣りでは柔らかい竿の方がアタリが分かりやすいので、柔らかい穂先を選ぶのも釣果を伸ばすコツです!(⇩参考ワカサギ竿)
エサの付け方・エサを付け替えるタイミングを知っておく
ワカサギ釣りでは餌はサシ虫を使い、チョンガケという針をちょっとかける方法が基本的です。
初めからサシ虫は半分に切って体液の匂いで誘うようにしています。
サシ虫の付け方
サシ虫に針をちょっとかけてから切りますが、切る前にサシ虫に2本の針を両側からかけ、少し引っ張り気味で真ん中を切るようにして付けます。
奇数の針がついている場合も、サシ虫を半分に切っておくほうがニオイで寄ってきやすくなります。
※小さいので針にかけてから切る!
また、エサが食べられずに残っている時は、ある程度使用すると鮮度が落ちニオイも弱くなってしまうため、新しいエサに付け替える方が良いです。
色が白くなってきたら付け替えています。
特にワカサギの食いつきも少ない時(活性の低い時など)は積極的に餌を交換するのがコツです!
ワカサギを釣りあげる時のコツ
ワカサギがエサに食いついたら軽くアワセます。
(あわせなくても釣れるのであわせない人も多いですが、あわせる方がしっかりと針がかかります)
ワカサギは口が弱く針から外れやすいため強くあわせたり、早く糸を巻き上げるとワカサギが外れてしまう事があるので注意が必要です!
アワセをするなら軽く竿をしゃくる、そしてゆっくりと巻き上げていくと釣り上げている時に他の針にもワカサギが食いついてくることもありますよ!
この記事のコツを参考に、実際のワカサギ釣りで釣果を伸ばしてみてくださいね!
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ワカサギ釣りは誘い方よりも棚が大事?初心者でも釣果を伸ばすコツのまとめ
<初心者でも簡単に釣れるワカサギ釣りのコツ!>
1.いち早くワカサギのいる棚を探す!
2.リールの巻いた回数などで棚の位置を覚えて、同じ位置を狙う!
3.少ししゃくってアワセを入れて、ゆっくりと釣り上げる!
ワカサギの特性や知っておくことを頭に入れて、まずはワカサギがどこにいるかをしっかりと棚を探して下さい。
ワカサギのいない場所でずっと待っているのはもったいないですよ!
アタリの感覚や誘い方・アワセ方は慣れが必要ですが、ワカサギの棚を探すコツが分かれば初回からアタリや誘い方・アワセ方の練習ができます!
たくさんワカサギを釣って冬のワカサギ釣りを満喫して下さいね!
ワカサギが大量に釣れ過ぎる時は、自分達の食べられる範囲で持ち帰りましょうね!
今後もワカサギ釣りを楽しめるように、生態系にも配慮して釣りを楽しんでいきましょう!